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ペット用肉球クリーム、保湿だけで十分?ヒアルロン酸+CBDという新しい原料設計
ペット用クリームや肉球バームを企画するとき、ヒアルロン酸、シアバター、植物油、ミツロウなどの原料を検討される方は多いのではないでしょうか。
こうした従来の保湿・エモリエント原料に加えて、新しい商品価値をつくる原料として検討したいのがCBD(カンナビジオール)です。
こうした従来の保湿・エモリエント原料に加えて、新しい商品価値をつくる原料として検討したいのがCBD(カンナビジオール)です。
成長するペット市場。美容・ケア用品にも新しい付加価値が求められる
国内では「ペットの家族化」と健康志向を背景に、ペット1頭あたりの支出額が増え、高付加価値商品の投入が市場を支えています。
矢野経済研究所によると、2025年度の国内ペット関連総市場は1兆9,504億円、前年度比102.1%となる見込みです。
矢野経済研究所によると、2025年度の国内ペット関連総市場は1兆9,504億円、前年度比102.1%となる見込みです。
犬のケア製品に注目!
犬用品の中でも、日常的なケアへの関心が高まっています。
日本ペット用品工業会の2024年度調査では、犬用品のメーカー出荷額は633.41億円。
そのうち「美容用品」は47.44億円で、前年から5.7%増加しました。
さらにブラシ、クシ、ハサミ、爪切りなどを含む「お手入れ用品」は前年比10.7%増。
同工業会も「サロンだけでなく自宅での愛犬のケア意識の高まり」を指摘しています。
そのうち「美容用品」は47.44億円で、前年から5.7%増加しました。
さらにブラシ、クシ、ハサミ、爪切りなどを含む「お手入れ用品」は前年比10.7%増。
同工業会も「サロンだけでなく自宅での愛犬のケア意識の高まり」を指摘しています。
こうした市場で、肉球クリームやバームも「保湿する」だけではなく、どのような原料を組み合わせ、どのような商品ストーリーをつくるかが差別化のポイントになります。
ヒアルロン酸の代わりではなく「+CBD」という考え方
CBDをヒアルロン酸やシアバターの代替原料として考える必要はありません。
例えば、
ヒアルロン酸Na:保湿・保水設計
シアバター・植物油:エモリエント設計
ミツロウ:バームの基剤・使用感設計
CBD:カンナビノイドという新しい付加価値
シアバター・植物油:エモリエント設計
ミツロウ:バームの基剤・使用感設計
CBD:カンナビノイドという新しい付加価値
というように、それぞれの役割を分けて組み合わせることができます。
「ヒアルロン酸+CBD」
「シアバター+CBD」
「植物油+CBD」
「シアバター+CBD」
「植物油+CBD」
という発想です。
では、なぜペット用スキンケアにCBDなのでしょうか。
その背景の一つに、犬の皮膚と内因性カンナビノイドシステム(ECS)に関する研究があります。
犬の皮膚にもカンナビノイド関連受容体――2022年の研究
2022年、イタリア・ボローニャ大学の研究グループは、学術誌「Frontiers in Veterinary Science」に、健康犬とアトピー性皮膚炎犬の皮膚におけるカンナビノイド関連受容体の分布を調べた研究を発表しました。
研究対象は、
・健康犬:7頭
・アトピー性皮膚炎犬:8頭
・アトピー性皮膚炎犬:8頭
合計15頭です。
研究では犬の皮膚組織を採取し、免疫蛍光法を用いて、表皮を構成するケラチノサイトに存在する受容体を調べました。
評価されたのは、
評価されたのは、
・CB1R
・CB2R
・GPR55
・TRPV1
・TRPA1
・PPARα
・5-HT1aR
・CB2R
・GPR55
・TRPV1
・TRPA1
・PPARα
・5-HT1aR
の7種類です。
その結果、健康犬・アトピー性皮膚炎犬のいずれのケラチノサイトでも、調査したすべての受容体について免疫反応が確認されました。
さらに、アトピー性皮膚炎犬では、CB2R、TRPA1、5-HT1aRの発現が健康犬と比較して有意に高い結果となりました。
特にCB2Rでは、アトピー性皮膚炎犬でシグナル強度が有意に増加しており、統計解析では P=0.0022でした。研究では、多重比較を考慮したBonferroni補正後の有意水準0.0071を下回っています。
健康犬とアトピー性皮膚炎犬の皮膚におけるCB2R(カンナビノイド受容体2)の免疫蛍光染色像。
健康犬ではケラチノサイトにCB2Rの反応が確認され、アトピー性皮膚炎犬では、より強いCB2Rシグナルが観察されています。
「健康犬(CTRL)およびアトピー性皮膚炎犬(AD)の皮膚におけるCB2R免疫反応。アトピー性皮膚炎犬ではケラチノサイトのCB2Rシグナル強度が有意に高かった。出典:Chiocchetti R, et al., Frontiers in Veterinary Science, 2022. CC BY 4.0」
※本論文はCC BYで公開されており、原著者・出典・著作権表示を適切に記載することで画像の再利用が認められています。
2012年の研究でもCB1・CB2受容体を確認
これは単独の研究結果ではありません。
2012年にAmerican Journal of Veterinary Researchに掲載された研究では、
2012年にAmerican Journal of Veterinary Researchに掲載された研究では、
・健康犬:5頭
・アトピー性皮膚炎犬:5頭
・アトピー性皮膚炎犬:5頭
の皮膚組織を調査しています。
その結果、健康犬の皮膚でもCB1・CB2の免疫反応が、表皮だけでなく、真皮の線維芽細胞、血管内皮細胞など複数の細胞で確認されました。
また、アトピー性皮膚炎犬では、健康犬と比較してCB1・CB2の免疫反応が強く確認されたと報告されています。
つまり、犬の皮膚とカンナビノイド受容体との関係は、複数の研究で継続的に研究されている領域です。
また、アトピー性皮膚炎犬では、健康犬と比較してCB1・CB2の免疫反応が強く確認されたと報告されています。
つまり、犬の皮膚とカンナビノイド受容体との関係は、複数の研究で継続的に研究されている領域です。
犬の皮膚研究から、実際の製品を使った症例評価へ
犬の皮膚とカンナビノイドの関係は、基礎研究だけでなく、実際の臨床現場でも検討が始まっています。
前述の2022年の研究では、健康犬とアトピー性皮膚炎犬の皮膚において、CB1R、CB2Rをはじめとする複数のカンナビノイド関連受容体が確認されました。
特にCB2Rでは、アトピー性皮膚炎犬のケラチノサイトでシグナル強度が健康犬より有意に高く、犬の皮膚とカンナビノイドシステムとの関係が研究対象として注目されています。
こうした研究背景を踏まえ、日本国内でもCBD含有製剤を実際の臨床現場で評価する取り組みが進んでいます。
前述の2022年の研究では、健康犬とアトピー性皮膚炎犬の皮膚において、CB1R、CB2Rをはじめとする複数のカンナビノイド関連受容体が確認されました。
特にCB2Rでは、アトピー性皮膚炎犬のケラチノサイトでシグナル強度が健康犬より有意に高く、犬の皮膚とカンナビノイドシステムとの関係が研究対象として注目されています。
こうした研究背景を踏まえ、日本国内でもCBD含有製剤を実際の臨床現場で評価する取り組みが進んでいます。
ASTRAVET|CBD含有製剤を使用した犬の皮膚症例をJBVPで報告予定
2026年9月26日・27日に開催される「第28回 日本臨床獣医学フォーラム年次大会2026(JBVP)」では、日本アニマルCBD協会から、「犬の皮膚疾患に対するCBD含有製剤の補助的使用経験 ―経口オイルおよび局所クリームの症例報告―」としてポスター発表を予定しています。
発表予定の症例の一つは、4歳・去勢雄のボルゾイです。
胸部に認められた限局性の脱毛と発赤に対し、CBDを含有するASTRAVETの局所ケア製品を補助的に使用し、同一部位の皮膚状態を経時的に観察しました。評価では、
胸部に認められた限局性の脱毛と発赤に対し、CBDを含有するASTRAVETの局所ケア製品を補助的に使用し、同一部位の皮膚状態を経時的に観察しました。評価では、
・同一部位を4時点で撮影した臨床画像
・製品の使用頻度を含む経過
・安全性
・使用継続性
・もう1症例との比較
・製品の使用頻度を含む経過
・安全性
・使用継続性
・もう1症例との比較
などを記録しています。
経時観察では皮膚状態に変化がみられました。
一方、症例報告では、自然経過、保湿作用、基剤の影響、摩擦や圧迫などの物理的要因も考慮する必要があるため、この変化のみからCBD単独の作用と結論づけることはできませんが、重要なのは、「CBDを使った」というだけではなく、実際の犬で、使用方法・安全性・継続性・皮膚状態の変化を記録し、評価可能なデータとして蓄積している点です。
https://www.instagram.com/p/Dc2RBRCE0-T/?utm_source=ig_web_copy_link&stkn=MzRlODBiNWFlZA==
一方、症例報告では、自然経過、保湿作用、基剤の影響、摩擦や圧迫などの物理的要因も考慮する必要があるため、この変化のみからCBD単独の作用と結論づけることはできませんが、重要なのは、「CBDを使った」というだけではなく、実際の犬で、使用方法・安全性・継続性・皮膚状態の変化を記録し、評価可能なデータとして蓄積している点です。
https://www.instagram.com/p/Dc2RBRCE0-T/?utm_source=ig_web_copy_link&stkn=MzRlODBiNWFlZA==
原料だけでなく、製品化と評価まで考える
ペット用CBD製品の開発では、CBDを配合すること自体がゴールではありません。
例えば、
・どのような剤形にするか
・ヒアルロン酸やシアバターなど、どの原料と組み合わせるか
・どの部位への使用を想定するか
・犬用か猫用か
・舐める可能性をどう考えるか
・どのように安全性や使用継続性を確認するか
・ヒアルロン酸やシアバターなど、どの原料と組み合わせるか
・どの部位への使用を想定するか
・犬用か猫用か
・舐める可能性をどう考えるか
・どのように安全性や使用継続性を確認するか
まで考えて初めて、実際の商品になります。
アストラサナ・ジャパンでは、CBD・CBGなどの原料供給に加えて、ペット用製品の企画、処方、OEM、製品化についてもご相談いただけます。
動物病院専売のペット用CBD「ASTRAVET(アストラヴェット)」では、実際の製品開発に加えて、獣医療現場での使用経験や症例データの蓄積にも取り組んでいます。
動物病院専売のペット用CBD「ASTRAVET(アストラヴェット)」では、実際の製品開発に加えて、獣医療現場での使用経験や症例データの蓄積にも取り組んでいます。
お問合せ
ペット用CBD製品の企画・OEM・処方開発から、ペット製品ASTRAVETおよびCANSUNAについて
CBDアイソレート原料のご購入・サンプル・価格について
株式会社GSIクレオス
香粧品部営業課
TEL:03-5418-2142
CBDアイソレート製品情報:
https://www.gsi.co.jp/ja/business/beauty/product02.html
お問い合わせフォーム:
https://www.gsi.co.jp/ja/contact1.html
香粧品部営業課
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CBDアイソレート製品情報:
https://www.gsi.co.jp/ja/business/beauty/product02.html
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参考文献・出典
一般社団法人日本ペット用品工業会
「ペット用品産業実態調査(2023、2024年度)」
https://www.jppma.or.jp/statistics/index.html
調査結果PDF:
https://www.jppma.or.jp/_files/statistics/260406.pdf
「ペット用品産業実態調査(2023、2024年度)」
https://www.jppma.or.jp/statistics/index.html
調査結果PDF:
https://www.jppma.or.jp/_files/statistics/260406.pdf
Chiocchetti R, De Silva M, Aspidi F, et al.
Distribution of Cannabinoid Receptors in Keratinocytes of Healthy Dogs and Dogs With Atopic Dermatitis.
Frontiers in Veterinary Science. 2022;9:915896.
Published July 8, 2022.
https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2022.915896/full
Distribution of Cannabinoid Receptors in Keratinocytes of Healthy Dogs and Dogs With Atopic Dermatitis.
Frontiers in Veterinary Science. 2022;9:915896.
Published July 8, 2022.
https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2022.915896/full
Campora L, Miragliotta V, Ricci E, et al.
Cannabinoid receptor type 1 and 2 expression in the skin of healthy dogs and dogs with atopic dermatitis.
American Journal of Veterinary Research. 2012;73(7):988-995.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22738050/
Cannabinoid receptor type 1 and 2 expression in the skin of healthy dogs and dogs with atopic dermatitis.
American Journal of Veterinary Research. 2012;73(7):988-995.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22738050/
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- 種類 アイソレート
- 製法
- 由来
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- 荷姿入目 アルミパウチ/内プラ袋
- 原産国(最終加工国) スイス
- 原料原産地 スイス
- 機能性表示食品
