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各国の腸内細菌属レベルの構成

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東京大学生命科学データ研究センター西島先生、早稲田大学理工学部の服部先生、東京医科大学健康監視予防医学センターの永田先生のご研究で、日本アカデミー論文集第102巻(2026年)第2号に掲載されている『The Japanese gut microbiome: ecology, uniqueness, and impact on health and disease』についてご紹介いたします。本稿では過去20年間の腸内マイクロバイオーム研究における主要な進展をまとめ、特にコホートベースの取り組みである日本の4Dマイクロバイオームプロジェクトという、最近の大規模データ駆動型研究のいくつかのトピックを紹介されています。

こちらは世界各国の腸内細菌の細菌属構成を各国の平均値で比較したデータです。日本人のもつ腸内細菌の構成として特徴的なのは、こちらのグラフのオレンジ色部分のビフィズス菌が多いところです。同じアジア人でも中国や韓国の方よりもビフィズス菌が多いことがわかります。日本人は遺伝的に乳糖を胃腸で分解できない乳糖不耐性の傾向が強く、分解されずに大腸まで届いた乳糖はビフィズス菌のエサとなります。また、日本人はストレプトコッカスが多いことも知られています。一方でアッカーマンシア菌に関しては、多くても腸内細菌の5%程度といわれていますが、日本人の平均値ではほぼピンク色の帯が見えないくらいのレベルです。(非常に少なく見えますが、こちらのデータは平均値なのでもう少し多い方も一定数はいらっしゃると思われます)
このグラフだけ見てみると、中国人のほうがいくらか日本人よりも多くみえますが、さらにスペイン、イスラエル、オランダ、オーストリアなどの国々の方はもっと多く持っているということがわかります。腸内細菌叢の構成は食生活によるところが大きいと言われていますので、これらの国々には何か特徴的な共通点があるのかもしれません。

Proceedings of the Japan Academy, Ser. B
10.2183/pjab.102.006
https://doi.org/10.2183/pjab.102.006

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関連製品情報

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  • 原産国(最終加工国) 中国
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