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株式会社アンチエイジング・プロ

発酵エルゴⓇチオネイン

発酵生産されたエルゴチオネイン原料(OEM限定原料)

製品データ

原料・成分 エルゴチオネイン
区分 食品
由来 酵母
形状 粉末
原産国(最終加工国) 中国
水への溶解性 未確認
油への溶解性 未確認
OEM対応 対応可
一日摂取目安量 1~20mg/日
原材料表示例 L-エルゴチオネイン
海外使用 実績あり
競合原料
NMN、PQQ、5-デアザフラビン
相性の良い原料
NMN、PQQ、5-デアザフラビン、ルテイン、アスタキサンチン

詳細情報

エームステストのカリフォルニア大学ブルース・エイムス教授が長寿ビタミンの1つとして紹介しているアンチエイジング成分。OEMでのみ供給させていただいております。

ヒトでの有効性データも報告され始めています。少量で有効性が期待できるのが本成分の特徴です。
詳細は、以下の弊社ページをご参照くださいませ。

発酵エルゴチオネイン(弊社サイト)
※他の長寿ビタミンも紹介されています。

A2ProのOEM概要
マーケティングベースの商品提案を行っています。半自動化された見積制作ツールによる【スピード】と経験豊富な営業マンによる【サポート力】には自信があります。

添付資料

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アンチエイジング・プロのOEM供給

自社原料を活用した半ファブレス体制弊社のOEM供給事業は、主にグループ会社(メディスンアルファ)の工場を利用した事業です。弊社自身は、工場を持っておりません。 一方、業界トップシェアのレスベラトロール原料やジオスゲニン原料などの自社原料を持っておりますので、自社原料に関係する商品供給は、自信がございます。 また、原料メーカーのノウハウを用いた優れた原料仕入れ戦略でも、価格競争力のある供給を可能しています。さらに、一定物量以上の案件では、原料製造(粉砕・滅菌など)や原料輸入まで可能な会社です。 原料原価が大きい商品の供給ほど得意分野です。 また、錠剤とハードカプセル、顆粒(アミノ酸高含有品)が得意剤型です。 [Image] 主要剤型の最小ロット[Image] ※基本最小ロット商品数:500個以上(平均最小ロット商品数:650~1000個)。 [Image] ※基本最小ロット商品数:500個以上(平均最小ロット商品数:650~1000個)。 剤型別の形状・材質仕様[Image] 対応包装仕様[Image] [Image] 初めてのOEM製造に優しいサポート弊社のOEM顧客の8割以上は、OEM製造未経験の顧客です。毎年20商品以上の新商品を作る経験豊富なスタッフが原料選定の段階から丁寧にサポートいたします。要望があれば、学術文献ベースの商品設計にも対応させていただいております。また、商品設計だけでなく、パッケージデザインから包材供給まで一手に丸投げいただけます。 例えば、アルミ袋1つでも、弊社では、3種類の印刷方法・2素地の仕様を用意しております。製造ロットや商品テイストなどを加味して、最も適した仕様をご提案させていただいております。 より詳しくは、弊社サイトをご参照くださいませ。 ▶ A2ProのOEM概要 マーケティングベースの商品提案を行っています。半自動化された見積制作ツールによる【スピード】と経験豊富な営業マンによる【サポート力】には自信があります。

OEM営業マンのための商品開発マニュアル(3)

事例紹介 最後に、商品設計や商品化に向けて、注意すべき事項をご紹介です。 製剤剤形毎の最小ロット設定と商品設計多くの場合、商品製造は、以下のように剤形によって最小ロットの設定方法が異なってきます。 [Image] また、商品設計によっても、商品の最小ロットが変化してきます。多くの顧客は、この剤形による最小ロット設定要素の違いがわからないため、希望最小ロットを商品数のみを求めてきます。その際、OEM営業マンは、商品最低ロットの計算方法の説明と合わせて、製剤最小ロットを加味した商品設計を提案しなければなりません。上記を理解して、商品設計や商品提案を行っていきましょう。 原産国表示や栄養成分表示近年、顧客とトラブルになる可能性が出てきているのは、原産国表示や栄養成分表示です。ポイントと対策を紹介いたします。 原産国表示原産国表示は、まだ猶予期間が残っていますが、すでに多くの商品で表示が行われ始めています。その際、問題になりやすいのが「中国製造」という表記です。これだけ中国製造の原料が氾濫していると、当然、こういった表示の可能性が生じてきます。 商品設計段階から原産国表示を想定して提案を行っていく必要があるのです。特に、グルコサミン・シトルリン・オルニチン・HMBなどは、高配合するケースが高いため、注意が必要です。 栄養成分表示なぜ? と思う方もいらっしゃると思います。 それは、平成27年4月の食品表示法の改定時、ビタミンやミネラルなどの栄養素の表示ルールについて、認識が浅いです。 ビタミン・ミネラルに関しては、表示値に対して行政機関等の求めに応じて表示値の設定根拠を説明できる資料が求められるようになっております。その場合、減衰するビタミンなどは、加速試験後の分析結果や成り行き保管後の分析結果などが必要になってくるのです。 健康増進法上、強調表記すると分析が必要になってきます。その点を加味し、表示内容について顧客と調整を行う必要があるのです。 パッケージ表示上のトラブル回避術パッケージは、広告表現以上に関連法規を遵守していなければならないです。一方、広告表現(ランディングページなど)と同じ表示ができると勘違いしている顧客が多いのも実際です。 前項の食品表示法に関わる部分だけでなく、薬機法や景品表示法に関わる部分も注意が必要です。多い事例として、有機・天然・生・無添加などの表現には注意が必要です。 初めてOEM製造を行われる顧客に対しては、そういった注意点を事前に示すことでトラブル回避になります。消費者庁や東京都など、行政のページでもNG事例などを紹介しておりますので、それらを上手く活用して対応する必要があるのです。 OEM営業マンとして働いていると、様々なトラブルに出くわすでしょう。また、法改正も数年おきに行われ、対応が求められます。様々な事象に対して、臨機応変に対応していく必要があります。 記事筆者:栗山雄司(博士) > アンチエイジング・プロのOEM供給

還元型NMN:NMNH

[Image]今、米国では、還元型のNMN(モノニコチンアミドモノヌクレオチド)であるNMNH(ジヒドロニコチンアミドモノヌクレオチド)が流通し始め、注目度が高まっている成分です。米国では、反復毒性試験などを用いてセルフ認証GRASも出されています。 NMNHの特徴は、NMNに比べて高い生物学的利用能であり、NMNよりも細胞内のNAD +レベルをはるかに大幅に増加される点です。実際、Zapata-Pérezら(2021年)の研究では、NMNHはNMNに必要な濃度の10分の1の濃度(5 µM)でNAD +を大幅に増加させることができたと報告されています。また、マウスにNMNHを投与すると、肝臓、腎臓、筋肉、脳、褐色脂肪組織、心臓のNAD+濃度も上昇することが報告されています。 Liuらも(2021年)も同様な報告を行っており、ニコチンアミドモノヌクレオチドアデニリルトランスフェラーゼ(NMNAT)を介して、NMNは酸化型のニコチンアミドジヌクレオチドであるNAD+に変換され、NMNHは還元型ニコチンアミドジヌクレオチドであるNADHに変換されると報告しています。また、NMNHは、酸化されてNMNにも変換されているだろうと考察し、NMNよりNMNHの方がNAD+を顕著に増加させると述べられています。 これらの研究結果より、より有用性の高いNMNサプリメントが市場流通し始めるでしょう。また、NMNHは、今後、NAD+のブースターとして、NMNと同様なヒト臨床試験(安全性・有効性)の報告が行われていくものと予測されます。 なお、学術論文として報告まで行われていませんが、すでにヒト臨床試験が完了したとう原料も存在します。 引用文献: Reduced nicotinamide mononucleotide is a new and potent NAD+ precursor in mammalian cells and mice. FASEB J. 2021;35(4):e21456. Reduced Nicotinamide Mononucleotide (NMNH) Potently Enhances NAD+ and Suppresses Glycolysis, the TCA Cycle, and Cell Growth. J Proteome Res. 2021;20(5):2596-2606. 日本での流通や食薬区分NMNHは、還元型コエンザイムQ10もしくはN-アセチルグルコサミンの位置付けで流通するものと予測されます。 還元型コエンザイムQ10は、コエンザイムQ10の食薬区分を利用して、流通しております。これは、還元型コエンザイムQ10に限らず、L-カルニチンの食薬区分を利用しているカルニチンフマル酸塩・酒石酸塩も当てはまります。ただし、カルニチン塩酸塩のように、医薬品で用いられている成分は除外されます。 一方で、グルコサミンのアセチル体であるN-アセチルグルコサミンは、別途、その他の化学成分として食薬区分に登録されています。一方、N-アセチルグルコサミンは、食薬区分に入る前も、市場では流通していました。 厚生労働省や検疫所は、どのような判断を行うか?まで推測できませんが、しばらく曖昧な状況で流通することが予測されます。 なお、米国での状況から判断すると、もう少し流通実績が付いた段階で、食品としての認可が得られるとも予測されます。それまでに、さらに安全性データが積み重ねられ、流通実績などから日本でもNMNHとして食品としての食薬区分に位置付けられるものと考えられます。 ちなみに、セルフ認証GRASのNMNHは、NMNH遊離体ですが、米国で流通する商品のNMNH原料は、ナトリウム塩であるDihydronicotinamide Mononucleotide Disodium Saltです。NMNHの遊離体は、安定性が高くないのでしょう。したがって、食薬区分として食品リストに収載される場合、NMNHナトリウム塩としての可能性が高いでしょう。 ※現在、調査を行いながら、対応指針を決めております。原則、過去のNMN同様、食薬区分での位置付けが明確になるまで、何らかの承諾書をいただいた上で、対応させていただく予定です。 相性の良い素材エルゴチオネイン アスタキサンチン ルテイン のような長寿ビタミンと呼ばれる成分。アスタキサンチンやルテインは、減衰性や反応性を加味して、マイクロカプセル化された原料やビーズ原料が好ましいでしょう。 NMNH vs 5-デアザフラビン現在、ポストNMNとして、5-デアザフラビンに加えて、NMNHも浮上してきた段階です。 NMNは、近年、ヒト臨床試験データも蓄積し、機能性表示食品の機能性関与成分としても利用されています。 ▶ NMNヒト臨床試験データまとめ NMNHのヒト臨床試験データも積み重ねられると予測されますが、NMNのヒト臨床試験データもかなり利用できるものと考えられます。 一方、5-デアザフラビンは、研究成果がそれほど出てきておりません。日本でしか流通実績がなく、市場の拡大も低迷しています。 今後、NMNHの方が、ポストNMNとして、非常で広く流通する可能性が高いでしょう。 OEM供給について現在、OEMでのみ、NMNHサプリの供給はできる状況はございます。ただし、安定性の問題や中国製造である点をご理解いただいた上での供給になります。ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 記事筆者:栗山雄司(博士)