ノウハウバンク株式会社

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株式会社アンチエイジング・プロ

懐山芋Ⓡ抽出物 ジオパワー15(特許製法)

懐山芋からジオスゲニンを特許製法で抽出した山芋抽出物。豊富な実績。

製品データ

原料・成分 ワイルドヤム
区分 食品
形状 粉末
規格成分 ジオスゲニン 15%、一般細菌数 3000個/g以下、カビ酵母 300個/g以下、大腸菌群 陰性
原産国(最終加工国) 中国
原料原産地 中国
機能性表示食品 実績あり
水への溶解性 不溶
油への溶解性 未確認
自社保有のエビデンス
単回投与急性毒性試験(2000mg/kg マウス)
反復毒性毒性試験(28日 2000mg/kg/日 ラット)
ヒト臨床試験による安全性(原料として50mg/日 12週, ジオスゲニンとして42mg/日 28日)
復帰突然変異試験
機能性関与成分 ジオスゲニン
ヘルスクレーム例
本品には、ジオスゲニンが含まれます。ジオスゲニンには、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能を維持する機能があります。※レジリオ社とのロイヤリティー契約が必須
認証 FSSC22000 ハラール コーシャ その他
OEM対応 対応可
特許
特許第6095591号
荷姿入目 1~24kg ダンボール箱(小分け)、25kgファイバードラム
一日摂取目安量 54~330mg/日
賞味期限 製造日より3年間
原材料表示例 やまいも抽出物、ワイルドヤムエキス末
アレルゲン(28品目)
やまいも
ペット向け 未確認
海外使用 実績あり
競合原料
マカ、ニンニク、エクオール、オニドコロ
相性の良い原料
大豆イソフラボン

詳細情報

懐山芋Ⓡから特許製法で製造され、ジオスゲニン遊離体を15%規格した山芋抽出物/ワイルドヤムエキス末。滋養強壮やダイエット、DHEA代替の商品に。包装形態:1~24kg、25kg 常時在庫 リードタイム3~5営業日 Halal・Kosher認証取得 

【市場動向】 大手牛丼チェーン とろろ商品に採用されて以後、複数の大手企業に採用いただいております。認知機能の改善データが示され機能性表示食品にも対応しておりますが、9割以上の用途は、シニア向けの滋養強壮や更年期対策です。男女両方のエイジングケアに用いられることが多いのが特徴です。(2025.09.18)

品質規格書・製品資料・SDS・素材写真例など資料一式


〇 コンテンツ
山芋にジオスゲニンは入っていない!?
ジオスゲニンについて
弊社プレスリリース:富山大学 健常人の認知機能向上効果を臨床研究で証明(ジオパワー15を被験食品として提供)
富山大学プレスリリース:ジオスゲニン高濃度ヤマイモエキスは軽度認知障害および軽度アルツハイマー病の認知機能を改善させる(ジオパワー15を被験食品として提供)
※弊社では、ジオスゲニンの機能性表示食品に対するSRを提供しておりません。ご了承くださいませ。

A2ProのOEM概要
マーケティングベースの商品提案を行っています。半自動化された見積制作ツールによる【スピード】と経験豊富な営業マンによる【サポート力】には自信があります。

添付資料

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OEM営業マンのための商品開発マニュアル(1)

商品を作るため、どんな情報が必要? OEM事業を行っていると、必然的に商品設計を行う必要性が出てきます。その設計の際、どのような情報を顧客から聞き出せば良いのでしょう? 売り込みたい要素まず、最初に、どのような商品を作りたいかを明確にしてもらうため、関連法規は考えず、どんな要素(効果・効能)の商品を作りたいかを聞き出しましょう。 その際、配合したい素材(成分や原料名)やイメージしている競合商品までの情報を顧客から得ると、より的確な商品設計が可能になります。 配合したいメイン成分が明確になっている場合、その配合量(1日当たりの摂取量)の希望まで聞き出せると、さらに顧客の要望に合った商品へと仕上がります。 希望の製剤剤形錠剤・ハードカプセル・ソフトカプセル・顆粒・ゼリー・ドリンクなどの希望の剤型を顧客から聞き出しましょう! 一方、希望される素材・原料によっては、製剤の剤形適性が合わない場合があるので、注意しましょう。 例)DHA(オイル原料)の錠剤・ハードカプセル・ドリンク また、剤形によって、製造の最小ロットも異なってきます。顧客が小ロット希望の場合、必ずしも、希望する剤形で商品化すべきでない時もあるので、的確にサポートしてあげましょう。 剤形毎の最小ロット設定と商品設計 希望の包装仕様商品設計は、配合する成分の設計ではありません。包材仕様も商品設計に組み込まれます。希望される販売価格や売りたいターゲット層によって、最適な包材仕様を提案する必要があります。 まずは、どんな包装仕様を希望されているかを聞いてみましょう。 近年は、メール便対応を希望される顧客も増えてきているため、通販での販売を希望される顧客に対しては、メール便対応の有無まで聞き出しましょう。 なお、包装仕様や包装資材によっては、最小ロットの縛りが生じてくる商品も存在します。例えば、個包装仕様にすれば、コストが上がるだけでなく、製造の最小ロットも大きくなってきます。 また、アルミ袋仕様でも、様々な印刷形態(グラビア印刷・エスプリ印刷・後印刷)が存在し、それぞれ最小ロットやコストが異なってきます。 そういった最小ロットを加味したうえで、ベストな包材仕様を提案していただければと思います。 一番売りたいターゲット像売りたいターゲット層によって、売り方や販売価格帯が変わって来るため、商品設計(包材仕様を含む)が変化してきます。性別・年齢層・所得層の3つまで明確になれば、より的確な商品設計で提案が可能になります。 初回希望製造ロット・希望コスト顧客によって、作りたい商品数(希望製造ロット)は、大きく異なってくるでしょう。また、OEM会社によっても、製造の最小ロットが異なってくるでしょう。 それらの希望のすり合わせを行うことは、非常に重要です。さらに、希望のコスト感もしっかりと聞いておきましょう。できれば、最初のインタビュー時には、希望を明確にしていただく方が双方のためでしょう。 どんなに頑張って良い商品設計を作っても、この製造ロットやコストの希望が全く合わなければ、無駄働きをしかねません。 さらに詳しくは、弊社OEM問い合わせフォームなどを参考にしていただければと思います。ここでは、説明しきれないような情報も記載されています。 さて、案件の成約率を高めたり、顧客の成功率を高めるには、どのような商品設計を行っていけば良いのでしょう? 今までは、顧客が作りたい商品を作るための情報収集の紹介でした。次のページでは、それらの情報を活用して、売れる商品設計へ仕上げていくための技術を紹介していきます。 記事筆者:栗山雄司(博士) > OEM営業マンのための商品開発マニュアル(2)

OEM営業マンのための商品開発マニュアル(2)

売れるための商品設計 顧客の要望に沿って、要望通りに商品を作るのがOEMです。一方、特に中小企業の顧客からは、+売れるための提案が求められます。OEMというより、ODMを求められるのです。 その際、どの様に商品設計を行って行けば良いのでしょうか? 市場調査・競合調査顧客へのインタビュー時、配合したい素材(成分や原料名)やイメージしている競合商品を聞き出していると思います。それらの情報から市場調査や競合調査を行い、どんな商品を作っていくべきかを明確にしていく必要があります。 競合商品が勝っている要素まず、簡単で良いので、競合商品が支持されている理由を調べましょう。素材の配合量なのか? 安さなのか? 素材のストーリーなのか? とにかく売れている要素を洗い出しましょう! 具体的には、競合商品のランディングページやチラチのフックが何なのか?を調べるのが良いです。そのフックが、顧客の商品クリエイティブのフックや差別化ポイントを作るのにも役立つはずです。 競合商品の弱点(ウィークポイント)競合と同じ商品を作っても、価格の競争とシェアの奪い合いになるだけです。市場の創造にもつながりにくいです。また、同じ商品では、必ず勝てるとは、限りません。先発商品の方が販売実績で信頼度が高くなっているはずなので、全く同じ商品設計・価格では必ず負けるでしょう。 その時、勝っていくために行わなければならない競合分析は、弱点を見つけることです。そして、その弱点を利用して、商品設計の差別化ポイントなどを構築すれば、商品の勝率が高まります。 商品クリエイティブをイメージした設計上記の情報から商品設計を行って商品クリエイティブをイメージし、競合商品と比べて勝てるか?まで検証できるのが理想です。ただし、関連法規なども加味する必要があるため、高い技術が求められます。 弊社では、その商品クリエイティブをイメージした商品設計にこだわって商品供給を行っています。  通販事業が成功する商品設計近年の通信販売という事業は、弊社栗山が通販方程式として表している利益構造の通り、広告費用を先行投資し、リピート注文で広告費を回収しつつ利益へと変換していくビジネスモデルへと変化しております(Amazonなどの一部のネット系通販を除く)。 その通販向けの商品開発は、メインの要素・サブ(お得感)要素・差別化要素の3つがしっかり明確化されており、商品のフックも設定されているような商品設計である必要があります。 弊社では、通販方程式と商品設計ノウハウを公開しており、資料を弊社ページからダウンロードできるようにしております。是非、ご活用いただければ幸いです。 記事筆者:栗山雄司(博士) > OEM営業マンのための商品開発マニュアル(3)

OEM営業マンのための商品開発マニュアル(3)

事例紹介 最後に、商品設計や商品化に向けて、注意すべき事項をご紹介です。 製剤剤形毎の最小ロット設定と商品設計多くの場合、商品製造は、以下のように剤形によって最小ロットの設定方法が異なってきます。 [a2pro_oem営業マンのための.jpg] また、商品設計によっても、商品の最小ロットが変化してきます。多くの顧客は、この剤形による最小ロット設定要素の違いがわからないため、希望最小ロットを商品数のみを求めてきます。その際、OEM営業マンは、商品最低ロットの計算方法の説明と合わせて、製剤最小ロットを加味した商品設計を提案しなければなりません。上記を理解して、商品設計や商品提案を行っていきましょう。 原産国表示や栄養成分表示近年、顧客とトラブルになる可能性が出てきているのは、原産国表示や栄養成分表示です。ポイントと対策を紹介いたします。 原産国表示原産国表示は、まだ猶予期間が残っていますが、すでに多くの商品で表示が行われ始めています。その際、問題になりやすいのが「中国製造」という表記です。これだけ中国製造の原料が氾濫していると、当然、こういった表示の可能性が生じてきます。 商品設計段階から原産国表示を想定して提案を行っていく必要があるのです。特に、グルコサミン・シトルリン・オルニチン・HMBなどは、高配合するケースが高いため、注意が必要です。 栄養成分表示なぜ? と思う方もいらっしゃると思います。 それは、平成27年4月の食品表示法の改定時、ビタミンやミネラルなどの栄養素の表示ルールについて、認識が浅いです。 ビタミン・ミネラルに関しては、表示値に対して行政機関等の求めに応じて表示値の設定根拠を説明できる資料が求められるようになっております。その場合、減衰するビタミンなどは、加速試験後の分析結果や成り行き保管後の分析結果などが必要になってくるのです。 健康増進法上、強調表記すると分析が必要になってきます。その点を加味し、表示内容について顧客と調整を行う必要があるのです。 パッケージ表示上のトラブル回避術パッケージは、広告表現以上に関連法規を遵守していなければならないです。一方、広告表現(ランディングページなど)と同じ表示ができると勘違いしている顧客が多いのも実際です。 前項の食品表示法に関わる部分だけでなく、薬機法や景品表示法に関わる部分も注意が必要です。多い事例として、有機・天然・生・無添加などの表現には注意が必要です。 初めてOEM製造を行われる顧客に対しては、そういった注意点を事前に示すことでトラブル回避になります。消費者庁や東京都など、行政のページでもNG事例などを紹介しておりますので、それらを上手く活用して対応する必要があるのです。 OEM営業マンとして働いていると、様々なトラブルに出くわすでしょう。また、法改正も数年おきに行われ、対応が求められます。様々な事象に対して、臨機応変に対応していく必要があります。 記事筆者:栗山雄司(博士) > アンチエイジング・プロのOEM供給

ジオスゲニンとDHEA

山芋中のジオスゲニン[ジオスゲニンとDHEA1.jpg] ジオスゲニンは、山芋に存在する天然ステロイドとして知られていますが、山芋自身にジオスゲニンは含まれておりません。山芋中のジオスゲニンは、ジオスチンなどの配糖体として存在します。我々の研究では、数種類のジオスゲニン配糖体が山薬(漢方用山芋)から発見されています。 山芋中やその抽出物中のジオスゲニンを分析する場合、通常、酸処理を行いジオスゲニン配糖体からジオスゲニンに変換して含有量測定が行われます。でも、実は、弊社の原料のように酸処理を行っている原料を除き、山芋やその抽出物には、ジオスゲニンが含まれている訳ではないです。 DHEAとジオスゲニンの違い “ジオスゲニンは、性ホルモンの中間体であるDHEAの前駆体とされており、摂取することにより体内でDHEA量が増えることが報告されています。そのDHEA量増加は、動物(マウス)とヒトで確認されております。” しかし、ジオスゲニンを摂取しても、DHEAを直接摂取するほど、血中DHEA量は上がりません。また、ジオスゲニンのヒト試験では、閉経女性と、性ホルモンが減少している被験者で実施されており、性ホルモンが不足していない被験者では、顕著に増加を示さない可能性もあります。 ジオスゲニンの摂取は、過度に性ホルモンを上昇させず安全な反面、性ホルモン上昇に関しては、DHEAより効果は低いと考えられます。一方、ジオスゲニンには、近年、DHEAにはない効果も発見され始めています。 引用文献 村木悦子, 千葉大成: 浦上財団研究報告書 15:75-90 Wu WH, Liu LY, Chung CJ, Jou HJ, Wang TA. Estrogenic effect of yam ingestion in healthy postmenopausal women. J Am Coll Nutr. 2005;24(4):235-43. ジオスゲニンの問題点:吸収性・生物学的利用能 ジオスゲニンの摂取には、1つ問題が存在します。その吸収性や生物学的利用能の低さです。粉体のまま摂取しても、あまり吸収しないことが知られています。一方、油脂に乳化することで吸収性が上がることが報告されています。また、ジオスゲニンに包接加工を行うと(γシクロデキストリンで)4~5倍に吸収性が上がることなどが報告されています。 過去、漢方の世界では、各素材の吸収性を高める組み合わせが研究されてきました。その最もポピュラーなケースがジオスゲニンのようなサポニンとフラボノイド(ポリフェノール)の組み合わせであり、それぞれの吸収が高まることを加味して合わせて利用されてきました。それが数多くの漢方薬に山薬(山芋)が利用されている理由だったりもするのです。 ジオスゲニンを健康食品やサプリメントに利用する場合、この吸収特性を加味して利用する必要があるのです。 大川原正喜:難水溶性化合物であるジオスゲニンの生物学的利用能および組織移行性の改善を目的とした薬剤学的検討 城西大学大学院薬学研究科博士論文 記事筆者:栗山雄司(博士)

山芋ジオスゲニンは超高齢化社会の救世主!?

ジオスゲニンで認知症予防・認知機能改善 [ジオスゲニン3.jpg] 近年、ジオスゲニンは、認知機能の改善効果でも注目を浴びています。現在、富山大学和漢医薬学総合研究所の東田教授らによって研究が進められております。 その作用機序を解明した動物試験は、血流を改善するなど一時的な改善ではなく、神経細胞の損傷を予防・回復(修復)させるという今までとは異なる改善機構が示されています。再生医療の領域で、根本的な回復が期待されています。 2017年、この機能性はヒト臨床試験でも有効性が示されており、一日あたり弊社原料ジオパワー15:50mg(ジオスゲニンとして8mg)を健常人に対して12週間摂取させ、日本語版神経心理検査(RBANS)などを評価しております。どちらかの試験食品を12週間の摂取後、6週間ウォッシュアウト期間を設け、もう一方の試験食品を12週間摂取するという、二重盲検のクロスオーバー試験で実施されています。結果、RBANSのトータルスコアで顕著な有意差が示され、ヒトでも認知機能の改善効果が示されております。 引用文献 ヤマノイモの成分がアルツハイマー病の改善に結びつく機序を発見:Diosgenin is an exogenous activator of 1,25D3-MARRS Pdia3 ERp57 and improves Alzheimer's disease pathologies in 5XFAD mice, Sci Rep. 2012; 2: 535. Diosgenin-Rich Yam Extract Enhances Cognitive Function: A Placebo-Controlled, Randomized, Double-Blind, Crossover Study of Healthy Adults. Nutrients. 2017;9(10). pii: E1160. 認知機能を改善する機能性表示食品現在、先述のヒト試験を利用し、(ヒト臨床試験が行われた最終商品として)機能性表示食品への申請も行われております。東田教授が役員を務めるレジリオ社では、機能性表示食品の商品供給や申請協力なども行っております。 届出表示:ジオスゲニンには、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能を維持する機能があります。 ※機能性表示食品として利用をご検討の場合、別紙をご参照ください。弊社では、ロイヤリティー契約の紹介・斡旋も行っております。 ※摂取目安量が少量のため、ロイヤリティーを加味しても、今までの機能性表示食品より圧倒的に低コストで商品開発が可能です。 記事筆者:栗山雄司(博士)

ジオスゲニンの新たなチカラ

乳酸菌ブースターで免疫強化 [ジオスゲニンの新たなチカラ1.jpg] ジオスゲニンは、山芋由来の安全なステロイド系サポゲニンです。その摂取により、DHEAなどの性ホルモンの産生が増えることなどが報告されています。また、筋力・骨格の増強などのステロイド成分らしい働きも報告されています。さらに、近年は、富山大学で認知機能の改善効果が示され、機能性表示食品の申請も行われている。 それら性ホルモン前駆体やステロイドとしての働き以外の新たなチカラとして、近年、一部の乳酸菌を増やす(;プレバイオティクス効果)も報告されています。 “ネズミのジオスゲニンの摂取によって、Lactobacillus murinusとLactobacillus reuteri(ロイテリ菌)というラクトバチルス属の乳酸菌で顕著な増殖が確認されています。このLactobacillus murinusとLactobacillus reuteriは、免疫活性が確認されており、これら乳酸菌の選択的な増殖によって、炎症抑制性T細胞の分化誘導の可能性についても述べられれています。” Huang CH, Cheng JY, Deng MC, Chou CH, Jan TR. Prebiotic effect of diosgenin, an immunoactive steroidal sapogenin of the Chinese yam. Food Chem. 2012;132(1):428-32. Pbumed ID: 26434311 “この報告の延長で、食物アレルギー抑制に対する効果も示されています。ジオスゲニンは、直接的な抗炎症効果も確認されており、こういった間接的な抗炎症効果と合わせて、様々な機能性が期待できるのです。” 植物由来のサポゲニン,ジオスゲニンが食物アレルギーを有するマウスの腸における制御性T細胞免疫を増進させる, J Nat Prod 2010; 73(6):1033-1037 ジオスゲニンの経口投与は食物アレルギーのマウスモデルにおける腸Tヘルパー1様調節性T細胞の誘導を増強する, Int Immunopharmacol. 2017;42:59-66. 乳酸菌の中には、菌が生きたまま安定しないなど、サプリメントなどに加工しにくいものも多く存在します。一方、こういった増殖(ブースター)効果がある成分を用いれば、特異的に一定の有用乳酸菌だけを腸内で増やすことが可能になります。 ジオスゲニンと筋肉 ボルトの強さの秘密はジオスゲニン![ジオスゲニンの新たなチカラ2.jpg] 近年のジオスゲニンへの注目は、陸上の金メダリストであるウサイン・ボルト選手がメダルを獲った際、ボトル選手の父親が「(強さの秘密は)間違いなくトレローニーのヤム芋だ!」とコメントしたことから始まります。 ボルト選手の出身国であるジャマイカでヤム芋が主食であることはよく知られています。特に、ボルト選手の出身地であるトレローニー地域は、よくヤム芋を食べる地域であることが知られています。 そして、ヤム芋(山芋の1つ)には、ジオスゲニンが配糖体(前駆体)として含まれます。我々の文献調査において、そのジオスゲニン配糖体は、採取されるエリアや品種によって異なることがわかっており、ボルト選手が摂取していたであろうアフリカ原産の山芋にもジオスゲニン配糖体が多く含まれていることがわかっています。 “このジオスゲニンならびにジオスゲニン配糖体を含む山芋類(トゲドコロなど)は、動物試験で筋肉ステロイド産生増加や骨格への影響など、ストロイド系サポゲニン特有の機能性が報告されています。近年では、ヒト臨床により、レジスタンス運動とジオスゲニン配糖体を含んだ山芋を併用摂取することで、性ホルモンが通常のトレーニングよりもさらに増大し、筋量や筋力の増加を効果的に引き起こすという報告がなされています。ボルト選手の強さの秘密も、科学的に解明されつつあるのです。 また、近年は、プロテインやHMBサプリに利用されることも増えております。 実際、弊社原料を用いたアマチュアアスリートによるモニター試験でも、筋力アップや筋疲労の低減が示されています。今後、さらなる検証が求められると共に、アスリート向けニーズが期待されます。” 参考文献 Vendl O, Wawrosch C, Noe C, Molina C, Kahl G, Kopp B. Diosgenin contents and DNA fingerprint screening of various yam (Dioscorea sp.) genotypes. Z Naturforsch C. 2006;61(11-12):847-55. アスリートのトゲドコロ摂取がレジスタンストレーニングによる筋量・筋力に及ぼす影響, 日本スポーツ栄養研究誌 2018 11: 120 Acute administration of diosgenin or dioscorea improves hyperglycemia with increases muscular steroidogenesis in STZ-induced type 1 diabetic rats. J Steroid Biochem Mol Biol 2014; 143:152-159 Effect of diosgenin, a steroidal sapogenin, on the rat skeletal system. Acta Biochim Pol. 2016;63(2):287-95. 現在、こういったプレバイオティクス効果以外にも、ジオスゲニンの抗炎症効果(ED薬と同様なPDE5阻害作用)やオートファージ―関与なども報告され、新たな可能性が検証されています。 ジオスゲニンの新たなチカラ:認知機能改善へ

ジオスゲニンとは

山薬(山芋)の主たる有効成分 [ジオスゲニン2.jpg] 山芋(ヤマノイモ)は、滋養強壮、止瀉(下痢止め)、鎮咳(咳を鎮めること)などに効果があるとされ、山薬の名で漢方の定番素材として紀元前より利用されています。 漢方の山芋;山薬は、ジオスゲニンのような天然のステロイド化合物を含んでいることが確認試験として日本薬局方で定められており、ほとんどが中国産の長芋(Dioscorea opposita)が用いられています。山薬の主たる有効成分の1つがジオスゲニンなのです。 山芋の中にはジオスゲニンに糖が複数結合したジオスゲニン配糖体(ジオスチンなど)として存在し、配糖体は胃酸などで糖を切ってジオスゲニンに変換することで生体利用されています。 ジオスゲニンとは このジオスゲニンは、性ホルモン(エストロゲンやテストステロンなど)や免疫ホルモンなどの前々駆体(中間体のDHEAの前駆体)のステロイドサポゲニンです。それらホルモンとも類似した構造を持っています。ジオスゲニンの毒性は非常に低く、ホルモン異常のような重篤な副作用も確認されていません。 その体内動態までは解明されていませんが、ジオスゲニンの摂取により、閉経女性のDHEAやエストロゲンの値が上がったという報告もあり、性ホルモンの産生力アップの効果が期待されます。そのため、副作用の可能性が極めて低い安全な植物性ホルモン素材して、日本では認可されていないDHEA代替素材の1つとしても活躍しています。 なお、ジオスゲニンは、山芋抽出物(根茎の抽出物)としての食品用途への利用が可能です。山芋の根は、医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リストに記載されています。 ただし、非医薬品リストに掲載されている原材料からの抽出物であっても、医薬品成分に該当する可能性があります。例えば、ジオスゲニンの高含有品(東京都の指導では目安として20%以上)している原料は、医薬品成分に該当する可能性があります。 記事筆者:栗山雄司(博士)

特許製法で製造されたジオスゲニン含有やまいも抽出物

山芋にジオスゲニンは入っていない!?山芋中のジオスゲニンは配糖体として存在するため、山芋を(酸処理しないで)分析しても、ジオスゲニンは検出されません。長崎大学の分析において、山薬山芋は糖を2~3個結合したジオスゲニン配糖体として存在することが明らかになっています。 一方、ジオスゲニン配糖体は、胃酸などでジオスゲニンに変換されますが、すべてがジオスゲニンとして利用される訳ではありません。ジオスゲニンとして効率良く利用されるには、酸処理されてジオスゲニンとして含有する原料を選択する必要があるのです。 ジオパワー15ジオパワー15は、ジオスゲニンを15%以上含有することを規格化した原料です。懐山芋と呼ばれる中国皇帝にも献上され続けた最高峰の山芋を厳選し、特許製法(特許第6095591号)で製造されたジオスゲニン含有やまいも抽出物です。 [Image] • 梱包形態:1~24kg(アルミ袋)、25kg(ファイバードラム) • 在庫状況:常時在庫 • 目安納期:3~5営業日   ダウンロード ▶ 品質規格書・製品資料・SDSなど • 1日の推奨摂取目安量ジオパワー15として1日165~335mg(ジオスゲニンとして25~50mg) 認知機能に対してはジオスゲニンとして8mg以上 ※レジリオ社の特許あり。お気軽にご相談ください。 錠剤・ハードカプセル・ソフトカプセル・顆粒:◎、ゼリー:◎、ドリンク:× ※本原料は水に溶けないため、ドリンクには適していません。 ジオスゲニンCDジオスゲニンの吸収性や生物学的利用能の低さを改善したジオスゲニン包接体の原料です。粉体で摂取した際の吸収性も格段にアップしております。 水への溶解性も向上し、ゼリーやドリンクなどへの用途にも対応できるようになっております。 • 梱包形態:0.5kg(アルミ袋)、10kg(段ボール) • 在庫状況:常時在庫 • 目安納期:3~5営業日 ダウンロード ▶ 品質規格書・製品資料・SDSなど 1日の推奨摂取目安量ジオスゲニンCDとして1日45~135mg(ジオスゲニンとして8~24mg)

アンチエイジング・プロのOEM供給

自社原料を活用した半ファブレス体制弊社のOEM供給事業は、主にグループ会社(メディスンアルファ)の工場を利用した事業です。弊社自身は、工場を持っておりません。 一方、業界トップシェアのレスベラトロール原料やジオスゲニン原料などの自社原料を持っておりますので、自社原料に関係する商品供給は、自信がございます。 また、原料メーカーのノウハウを用いた優れた原料仕入れ戦略でも、価格競争力のある供給を可能しています。さらに、一定物量以上の案件では、原料製造(粉砕・滅菌など)や原料輸入まで可能な会社です。 原料原価が大きい商品の供給ほど得意分野です。 また、錠剤とハードカプセル、顆粒(アミノ酸高含有品)が得意剤型です。 [a2pro_oem1.jpg] 主要剤型の最小ロット[a2pro_oem2.jpg] ※基本最小ロット商品数:500個以上(平均最小ロット商品数:650~1000個)。 [a2pro_oem3.jpg] 剤型別の形状・材質仕様[a2pro_oem4.jpg] 対応包装仕様[a2pro_oem5.jpg] [a2pro_oem6.jpg] 初めてのOEM製造に優しいサポート弊社のOEM顧客の8割以上は、OEM製造未経験の顧客です。毎年20商品以上の新商品を作る経験豊富なスタッフが原料選定の段階から丁寧にサポートいたします。要望があれば、学術文献ベースの商品設計にも対応させていただいております。また、商品設計だけでなく、パッケージデザインから包材供給まで一手に丸投げいただけます。 例えば、アルミ袋1つでも、弊社では、3種類の印刷方法・2素地の仕様を用意しております。製造ロットや商品テイストなどを加味して、最も適した仕様をご提案させていただいております。